第294回例会 「ベッカンコおに」感想

日時: 2016年10月9日(日)18:30開演
会場: 宝塚市立西公民館ホール

●二人でえんじているのに何人もいるように思えました。きもちをこめられてている話し方にかん動しました。  9歳

●なんじゃもんじゃの木に出逢ったことがあります。美男美女の御夫婦の23年の歴史を感じさせる、いい作品でした。手造りの背景の和のパッチワークの山々、小道具やしかけ、文楽形式も取り込んだ登場人物とか、ミュージカルのような音楽の語り、いろいろと驚きの手法を見せていただき、「鬼って何だろう」胸にしみいる物語でした。ありがとうございます。又の公演を楽しみに御二人の美しい翁媼の姿も見せていただきたいと思います。  おとな

●今日の公演の「べっかんこ鬼」はべっかんこ顔の鬼と目の見えないユキちゃんのお話でしたが、ユキちゃんが里に下りて人と暮らした方が人のまま鬼になることなく暮らせて良かったのか、べっかんこ鬼と一緒に少しの間でも幸せに暮らせた方が良かったのか、考えさせてくれる作品でした。  14歳

●登場人物全てが良かれと思ってしたことが悲劇を招いてしまうあたりがとても切なかった。鬼と父親どちらの気持ちも行動も分かるので、どうすべきだったか答えが見つからない。 ゆきの人形(乙女文楽)の重さと材料を知りたいです。  おとな

●涙を流しながらの熱演に感動しました。鬼はだれの中にもあり、だれでも鬼になれる。父親は鬼を殺し鬼になった。娘は父親をののしり鬼になった。鬼は鬼だかなくなって、亡くなった。人によって投影するものはそれぞれ違うと思うので、いろいろ考えさせられると思いました。これは何を意味しているんだろうとか思って考えすぎてしまうが、そのままを素直に感じることも大切だと思う。  おとな

●昨日北高演劇科のミュージカルのテーマも「鬼」でした。「鬼」という異界の生物、姿形が恐ろしいという人間の思い込みから、自ら生きる世界を狭めてしまっているー本当ならもっと多くの友だちと出会い、異なる世界を見ることができるのに‥‥美しい澄んだ真っ直ぐな心が恐ろしい顔の中にあって、美しい顔の裏に鬼の心が棲んでいる。とても哲学的で、でもなつかしい、心に沁みる劇でした。ありがとうございました。  おとな

●お二人の息がぴったりで、さすがご夫婦でした。切なくて物悲しい物語でしんみりしました。人形がとてもキレイ!動かし方も良かった。  おとな

●とてもよかったです。たった2人でたくさんの役まわりをされ、どの役もひきつけられました。(セミの役回りもおもしろかったです)大道具も小道具も設定も細部まで、ひとつひとつよかったです。お2人の息もピッタリで、歌も声のトーンもセリフの間も今までみた劇の中で一番素敵でした。これからも頑張って下さい。ありがとうございました。  おとな

●話がわかりやすかったし、おもしろいと思いました。  13歳

●べっかんこおに、ゆき、お父さん、3人ともそれぞれを大切に思っているのに、幸せになれたら良かったのに‥‥と悲しさを多く感じました。  おとな

●とてもおもしろかったです。最初「べっかんこおに」という題名を見て、どんなはなしかなと思ったけど、見てみるといいはなしで、とても感動しました。  おとな

●ご夫婦で顔を見合わせながら、やさしく、時にはきびしい顔と、とっても良かったです。舞台装置も工夫されていて、ポケットが良かったなぁ~ 風鈴はどうしてなったのかな~ ご健康でいつまでも舞台を続けて下さいネ。ありがとうございました。  おとな

●コミカルに演じられるので、途中で ああ最後鬼になるんだ と思い出して、どうラストにつなげて演じられるのだろう、と最後に向けドキドキしながら見せて頂きました。狂言の動きや言いまわしと現代劇の演じ方が具合よくミックスされて気持ちよく見られました。この内容で、ご自身達で演出されているというのに驚きです。客観的に整理されてて。 どうもありがとうございました。  おとな

●初めて見させて頂きました。こういう展開の物語は初めてで、とても心に染みました。最後のお父様との再会シーンは涙が止まりませんでした。  おとな

●ゆきとおとうさんがあえたところがよかった。  5歳

●鬼の仮面がとてもかわいかった。鬼が泣きながらふえをふくところが感動した。  11歳

 

 

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