公演情報」カテゴリーアーカイブ

Witty Lookの「Life’s a CIRCUS!!!!!」

11月24日に B-1グランプリin明石実行委員会主催の公演 チィキィ*パークゥWitty Lookの「Life’s a CIRCUS!!!!!」を見てきました。

会場は、明石アワーズホールの中ホール。舞台にはサーカステントがあり、これから何が繰り広げられるのか???

開演前に、ホール内で中国ごまやデビルスティック、皿まわしなどのワークショップがあり、高校生たちが指導してくれました。 

チィキィが登場するなり会場に降りて、足を垂直にあげ、椅子を乗り越えていく姿に、すっかり魅了され、つかみはOK

鞄を開けるとあら不思議。
もう1人の演者・タイチが登場です。
2人でダンスをしたり、マイムをしたり・・・
途中からは、一輪車を駆使して、いろんなパフォーマンスをします。
一輪車に乗ったまま縄跳びしたり、大きな一輪車に乗ったり・・・
あまり見たことのないパフォーマンスにすっかり心奪われました。

何より面白かったのが、「アナ雪」の音楽に合わせてのパフォーマンス。
歌の歌詞に合わせた演技が面白かったです。

チィキィの180度以上の開脚は、凄い!
キャラクターも面白くって、とても楽しかったです。

 

わらび座『セロ弾きのゴーシュ』

11月3日(日)、泉佐野のエブノ泉の森ホールで上演された、わらび座の『セロ弾きのゴーシュ』を観てきました。泉佐野おやこ劇場、貝塚ファミリー劇場、こどもNPOいずみっ子、子どもNPOはらっぱ、泉佐野市文化振興財団の共同主催の公演でした。

久々のわらび座さんでした。ふぁみ劇では、1998年の『ヤンタ森へ行く』、2000年の『響ひびき』を観て以来、残念ながら来て頂く機会がなく、今日に至ってます。わらび座は、秋田県田沢湖畔に拠点を置き(あきた芸術村)、全国公演をしています。
宮沢賢治の代表作で色々な劇団で取り上げていますが、この作品は宮沢賢治の思いがストレートに伝わる素晴らしい作品でした。
ストーリーは原作をほとんど変えてなく、若手女優3人でテンポ良く、歌と音楽と踊りで進んでいきます。音楽は、宮沢賢治らしく東北の土の匂いを感じる力強い曲です。
脚本と演出をされている栗城宏さんのメッセージが、パンフレットに載ってました。
「ゴーシュは、音楽が好きなんです。でも下手なんです。どうしていいかわからなく、もがいているんです。一人でもがいてもがいて、がんばりが実らなくて、いつもあきらめそうになるんだけど、そんな時必ず誰かがやってきて、木立を吹き抜ける透明な風と柔らかな陽ざしとともに、ざらついた心をそっと優しくなでてくれるんです。誰にでもそういう人が居ると思うんです。だからこのお話は、君のお話かもしれません。」

京芸創立70周年公演『あっちこっちサバンナ』

8月31日(土)、夏の終わりを感じる季節となりました。
京都府立文化芸術会館ホールで、人形劇団京芸の創立70周年記念作品『あっちこっちサバンナ』を観てきました。新作です。
会場には、1996年9月に宝塚市民会館で観た『モモ』の人形「モモ」も飾られていました。これは、劇団創立45年作品でした。20年以上経ちますが、今でも舞台の情景がよみがえります。


シママングースの子どもシンメル・ポーが、仲間とはぐれ、仲良くなったキングコブラと仲間を探してサバンナを旅する話。原作は斉藤洋、演出はくすのき燕。
旅の途中で、シマウマ、カメレオン、フラミンゴ、ライオン、ゾウなど、サバンナで暮らす動物と出会います。シマウマの体を斬新な洋服で表現していたり、カメレオンの舌が吹き戻しで出来ていたり、動物を太鼓やリコーダーや鍵盤ハーモニカや変わった楽器で生演奏で表現していたりと、工夫が沢山みられました。
ただ、こちらに(観る側に)シママングースの知識や馴染みがなく、「シママングースって、こんな顔なの?サルの仲間なの?」「シママングースとマングースは違うの?」「コブラの天敵はシママングースなの?」と、上演中に??と考えてしまう所がありました。最初に、説明が欲しかったですね。ポーも、可愛く見える大きな耳と目で、ちょっと違う動物に見えてしまいました。

帰りは、御所近くの「マダム紅蘭」で、京都中華を食べました。お店は、町屋を改装してあります。人気のトンポーローは、トロトロの角煮が入ってました。

帰りの阪急は、3月から運行されている「京とれいん」に乗りました。京都観光した気分になりました。

子どもえんげき祭in岸和田2019

今年も、8月21日(水)から25日(日)まで、岸和田市立浪切ホールにて、『子どもえんげき祭』が開かれました。

4日間にわたり、8作品を観てきました。
①『ビンツータンレーハッショウレー』日本こま博物館
世界の遊びを次々展開していきます。
日本のこまやけん玉が違う国に行くと、形や遊び方も変わります。
ショーが終わると、ショーで見せてもらった遊び以外にもいろんな遊びを体験出来るのが、醍醐味です。
簡単そうに見えても、やってみると難しい。大人は、童心に帰って真剣に、子どもは新しい遊びに出会い楽しめます。

②『モーリーの見つけもの』人形劇団くりきんとん「モーリーの見つけもの」では、繰り返しの楽しさを味わえます。
ピアノで音楽を担当している人が、全ての声を担当しており、一人ミュージカルのようなだったり、漫画チックな表現の仕方は、好き嫌いがあるかも・・・
合間の゛クイズさん゛の物当てクイズは、大盛り上がり。
その後に併演「いなかのネズミとまちのネズミ」をしますが、物足りない感じでした。

③『きみがしらないひみつの三人』劇団うりんこ
短い絵本を原作にした話です。
いぶくろおじさん、あたまはかせ、ハートおばさんが出会い、1人の男の子の人生を身体の中から見守ります。
セット・衣装も細かい所までこだわって作っているのがわかり、素敵です。
子どもの作品ですが、大人が見ると心揺さぶられるます。
親子で観劇後に話をするのも、楽しそう。
Aコースには、少し難しいかもしれません。

④『てんぐちゃん』劇団むう大天狗からもらった「空飛ぶ下駄」をなくしたてんぐちゃんと、金棒をなくしたオニ坊。友達の助けをかりて、「大事なもの」を探す話。
二人で何役にもなりながら(きっと舞台裏は大変だろう)、観ている子ども達も応援したくなる、とても可愛らしくて楽しい舞台でした。

⑤『トイシアターのSMILE』OHオフィス
のっぽの「トーイ竹花」と、ボケ役の可愛い「かのん」のユニット。
パントマイムだけでなく、おもちゃ箱をひっくり返した様なカラフルなバルーンや手品などがリズミカルに繰り広げられ、子どもから大人もまで楽しめる公演でした。
バックミュージックも選曲がよく、舞台を盛り上げていました。

⑥『ベッカンコおに』劇団なんじゃもんじゃ
ふぁみ劇で、2016年12月上演されました。

⑦『コメディエンヌ プラネット』パントマイムプラネット
公演前に、パントマイム・ワークショップがありました。
チーフパーサー チエミーと客室乗務員チカパンの案内で、星めぐりの旅に出かけ、行く先々の星で様々な可笑しいことに遭遇します。2人のパフォーマンスとパントマイムに、終始笑いっぱなしの1時間でした。

⑧『ワンハーツ・スチール』想造舎
大編成のスチール・パンのコンサート
スチール・パンとは、ドラム缶をいろいろな形に加工したもので、普通にたたくと金属音がする。それを、先にゴムを施したバチでたたくととても柔らかい音になる。
20人の編成が奏でる南国カリブのメロディーが体も心もウキウキと…。
ダンスミュージックあり、昭和歌謡(真っ赤な太陽・どうにも止まらない)あり、アニメソング(ルパン三世やドラえもん他)ありで、大人から子どもまでノリノリで楽しめた。

劇のあい間は、ダンボール迷路、ダンボール積み木など、遊びコーナーで楽しみました。

スタッフのゆたぽん(劇団うりんこ)とも、仲良くなりました。

演劇祭のゆるキャラ「ゆめりん」と一緒に。

展示コーナーには、近隣の親子劇場が紹介されていました。皆さん、頑張っていらっしゃいますね。

夕方は、岸和田商店街にある「うどん蔵ふじたや」で美味しい手打ちうどんを食べた後、だんじりのお囃子の音に誘われ、少し町を散策しました。

うりんこ アトリエ公演

2月9日(土)、劇団うりんこのアトリエ公演『一社循環バス~宮川運転手編』を観てきました。
ストーリーは、名古屋市名東区を巡回する路線バスが舞台。宮川運転手が、見習い藤本運転手の乱暴な運転に振り回されているところに、家財道具を背負ったおばあちゃんと部下のトミーが、かっての上司佐々木の運転するタクシーに乗って、宮川運転手を追っかけてくる。そこには、宮川運転手の出生の秘密が隠されていた‥。と、一見ミステリーな話であるが、ハチャメチャ、ドタバタ、抱腹絶倒。ベテランの宮川団さん、佐々木政司さん、はまださんを始め、藤本伸江さん、宮田智康さんも中堅俳優としての演技とチームワークが光る作品でした。
浜田工業社長のおばあちゃん、どうなったんだろう?次回作をすぐに作ってください!!

ゴツプロ「阿波の音」

ゴツプロ「阿波の音」の大阪公演初日に行ってきました!!

脂の乗った40代男性俳優のみで構成されるゴツプロ!による舞台で、今回は阿波踊りがテーマです。
笑えるけれど、じんわりくる話です。
ぜひ1人でも多くの方に見ていただきたいです。
21日まで公演しています。

詳しくはこちらを!https://52pro.info/

かなやす慶行さん

泉知束さん

浜谷康幸さん

20日(日)は9人で観劇しました。
笑い、そして大泣きの後にまた大笑い・・・。あっという間の2時間でした。
最後の阿波踊りは迫力満点でした。
毎年、この時期にゴツプロの舞台を見るのが恒例の行事になりそうですね。
来年もまたステキな舞台を届けてください。

プレジャーB『PREーMIXプレミックスのComedy TheateR』

12月8日(土)、泉佐野のエブノ泉の森ホールでの『プレミックス』の公演を観てきました。
泉佐野おやこ劇場、貝塚ファミリー劇場、こどもNPOセンターいずみっ子、こどもNPOはらっぱ、4つの団体の共同公演でした。

『プレミックス』は、クラウンファミリープレジャーBで活躍している、CHANG(チャン)、LONTO(ロント)、TOPPO(とっぽ)の3人で結成されたユニットです。
TOPPOさんは、2016年3月に『ぽこぽことっぷのほのぼの劇場』での公演で、宝塚に来ていただきました。また、LONTOさんは、来年10月に『URASHIMA』の公演で、宝塚に来ていただく予定です。
パントマイム、アクロバット、ジャグリング、ローラーバランス、巨大バルーンパフォーマンス‥‥磨き上げた技と鍛え抜いた肉体の上に、3人の阿吽の呼吸が重なり、コミカルでドキドキの楽しい70分の舞台でした。
身体能力の高いCHANGさん、アートな世界を醸し出すLONTOさん、コメディアンなTOPPOさん、三人の個性が光る構成です。
また、衣装や舞台美術はモノトーンで統一され、照明の効果も映えるお洒落でかっこいい舞台でした。
最後の影絵を使ったパフォーマンスは、迷宮の世界に迷い込んだ様で、圧巻でした。

最後に、出演者と下見メンバーで、記念撮影させていただきました。