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ゴツプロ「三の糸」

19日は、ふぁみげきメンバー+α総勢15人で、ゴツプロ「三の糸」を見に行ってきました。

ほぼ1列、ふぁみげきメンバーで占拠!?制作の方には、非常に感謝されました。

この公演に出演しているかなやす慶行さん、浜谷康幸さん、泉知束さん(後列2・3・4番目の方)は、以前ふぁみげきの例会「しがらみの向こうに」に出演していました。かなやすさんは、初演「FIVE」にも出演。そして、アートプランのプロデューサー金安秀美さんの息子さんとふぁみげきとは、深い付き合いです。

「三の糸」は、40代の男性が繰り広げる熱いお芝居です。

前半は軽いノリで話が進みますが、後半は伝統芸能の苦悩や受け継がれていく事についての思いが交錯していき、それぞれ登場人物の心の内が吐き出されます。始めにまき散らした言葉の意味が、話が進むにつれてわかり、ピースがはまっていくので、どんどん話にのめりこんで行きました。最後に全員での三味線演奏は、かっこよかったです。

ぜひ、お時間のある方は、アート館へ!!(千秋楽は、完売なので、今日しかチャンスがありませんが・・・)

来年は、阿波踊りの話「阿波の音」で1月18日~20日大阪・アート館に来ます。

ぜひ今から予定してくださいね!!!

 

ゴツプロ!第三回公演
『三の糸』
作:竹田新 演出:山野海

苔むす山奥に住む7人の男たち。
ほの青い月光に照らされながら
男たちは、ただひたすらに津軽三味線
を弾く。
言葉などとうの昔に忘れたかのように。
夢を、希望を、後悔を、懺悔を三本の糸に、すべてを託して…

【大阪公演】
2018年1月19日(金)〜21日(日)
劇場:近鉄アート館
〒545-8545 大阪市阿倍野区阿倍野筋
1-1-43 あべのハルカス近鉄本店ウイング館8階
https://www.kintetsuartkan.jp/

▪️大阪公演日程
1月19日(金)19時
1月20日(土)13時、17時
1月21日(日)13時
全4ステージ
受付開始は開演の1時間前、開場は30分前。

びっくり箱 Part.8

チケットの申込みは、事務所までお願いします。
東日本大震災の被災地を支援するための公演です。
みんなで観に行こう!!たくさんの参加よろしくお願いします。

13:10~14:10 ソリオホール・ロビーにて 無料
『高校生が見た被災地~びっくりした!?伝えたい!  vol.3
青年たちがつなぐ絆!
宝塚ふぁみりぃ劇場の青年たちが発表します。ぜひ聞きに来てくださいね!

レッドベコーズ

7月2日(日)、6月30日のドーンセンターでの企画会議で印象に残った『レッドベコーズ』のステージを、3人で観てきました。『貝塚ファミリー劇場』の例会で、会場は貝塚市立山手地区公民館ホールでした。

公民館入り口と、ロビーホールに、例会の看板がありました。

会場に入ると、ふぁみ劇には無い、桟敷席の両脇に「だっこ席」が設定されていました。
子どもの横に、幼児を抱っこした親が座れるように作っているそうです。

国際口笛大会成人女性の部で、2013年と2014年、日本人初の2連覇した高木満理子さん(マリリン)と、シンセサイザーの細川佳那枝さん(カナピー)のユニットです。

曲目構成は、
①口笛吹きと犬  ②トトロ「さんぽ」 ③チャルダッシュ
「ミニミニミニ口笛講座」
④幸せなら手をたたこう  ⑤たなばたさま
「鳥の鳴き声あてクイズ」
⑥365日の紙ひこうき
「シンセサイザーの音当てクイズ」
⑦ルパン三世  ⑧夜桜お七  ⑨アンコール「千本桜」

緩急自在で迫力満点の高木さんの演奏に、クイズや口笛講座を挟んで観客を飽きさせない工夫や、多才な細川さんの演奏と、とても楽しい息の合ったステージでしたが、一番の魅力は、茨城弁と青森弁と福島弁の混ざった高木さんのほんわかした口調とお人柄でした。

劇団うりんこ『ともだちやーあいつもともだちー』

6月4日(日)、豊中池田おやこ劇場の例会『ともだちやーあいつもともだちー』を、下見してきました。
会場は、池田市民文化会館コンベンションルーム(最寄り駅は石橋)でした。
この作品は、宝塚でも、12月23日(土・祝)に上演予定です。

舞台は、森の中が、カラフルな色合いと大きな木で表され、どんなお話が始まるのかワクワクしました。
ストーリーは、『ともだちや』シリーズの中の3つの絵本から成ってます。
『ともだちや』‥‥「えー、ともだちは、いりませんか?」キツネは、1時間100円で友達になってあげる「ともだちや」を始めました。そこに、オオカミが「おい、キツネ」と呼びかけてきて、トランプの相手をさせられます。オオカミは、お客さんなのかな?
『ともだちごっこ』‥‥笛が上手でかわいいが、すごーくワガママな女の子、テンちゃん登場。笛を一緒に吹きたいなら、「明日一日、キツネくんはあたしだけのともだち!」と言われる。オオカミとの約束は、どうする?
『あいつもともだち』‥‥キツネは、ヘビだけにお別れの挨拶をしなかった事が、冬の間中、気になっています。早く春になって、ヘビに会いに行きたいな!!
上演時間1時間15分で、幼児にはちょっと集中力が続かないかなと思う長さでしたが、「友達ってなに?」「友達との付き合い方」など、子どもにも大人にも大切なテーマを、楽しく思いめぐらせる舞台でした。

終演後、ロビーには「ともだちや変身コーナー」が用意されていて、子どもたちは、キツネ、オオカミ、テンに変身して、出演者の方と記念撮影をしていました。

 

 

ぶんちゃかげきじょう

月19日(日)11:00~ 人形劇団京芸の『ぶんちゃかげきじょう』神戸公演を観に行ってきました。「こぶたのるーた」「ふうせんとウサギ」「おふろだいすき」の3つの人形劇がありました。

 

 

 

 

 

 

 

「こぶたのるーた」は、るーたくんがとってもかわいいお話でした。
「ふうせんとウサギ」は、音楽にのせて、くるくる絵本をつかって、ウサギがとんでいく姿が
上手にあらわされていました。
おふろだいすき」松岡享子さんの有名な絵本のお話です。おふろで、おもちゃのあひるの
ぷっかと楽しく遊んでいたら、お風呂の中からいろんな動物がでできて・・・こどもたちが大好きなお話ですね。楽しかったです。幼稚園以下のこどもたちにぴったりな作品でした。でもちょっと長く感じられたので、もう一工夫あればなとちょっと残念でした。

トラックとらすけ

1月15日(日)、「ほんわかシアター」の『トラックとらすけ』を、ドーンセンターで観てきました。あべの、此花、にしよど、よどがわ、東淀川、おやこ劇場の合同例会でした。
この『トラックとらすけ』は、丹下進さんが作られた名作を、ほとんどリメイクしないで、出来るだけ原作に忠実に演じられているそうです。人形のデザインも変えてないそうですが、とても可愛く親しみが持てました。
まず、併演の『うさぎとかめ』です。
あのうさぎが負けた追いかけっこの二三日後、悔しいうさぎはかめにリベンジを挑みます。
ところが、またも、川を横切ったり、穴に落ちたりと、散々な競争となりますが、最後は、なんだか仲良しなってしまった二人でした。

『トラックとらすけ』は、小さいトラックが、スピード狂のスポーツカー達に馬鹿にされながらも、故障したお爺さんトラックの仕事を助けて、動物園のカバの赤ちゃんに薬を運ぶお話です。
とらすけの、なんて健気で可愛いこと!!また、途中、パワーシャベルや大きいトラックの助けを借りますが、自動車好きの子どもは勿論、子ども達はみんな車の動きに釘付けになっていました。

火曜日のごちそうはひきがえる

12月23日(金)、人形劇団京芸のソリオホールでの公演『火曜日のごちそうはひきがえる』を観てきました。
原作は、ラッセル・E・エリクソンのシリーズ『ヒキガエルとんだ大冒険』の最初のお話です。
土の中で暮らしているヒキガエルのウォートンは、おばさんに「カブトムシの砂糖菓子」を届けるため、雪の森にスキーで出かけますが、ミミズクに捕まり、5日後の火曜日のミミズクの誕生日に食べられてしまう事に‥‥ウォートンはどうなってしまうのか?
カエル、ネズミ、ミミズクの動物が生き生きと動き、ワクワク、ドキドキのお話に、会場の子ども達は息をのんで見入っていました。また、生のチェロの演奏が暖かく、時に臨場感を効果的に与えていました。
火曜日を待つまでの、ウォートンとミミズクの交流がちょっと長くしんどかったので、もう一工夫欲しかったです。

「ピアニカの魔術師」

img_388311月12日(土)メセナ枚方で、2018年5月上演予定の『ピアニカの魔術師』を下見してきました。
枚方おやこ劇場の合同例会(中部、東部、南、さだ、くずはまきの)で、14時~と18時半~の2ステージのうち、14時からのステージを観ました。
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ピアニカ(ミッチュリーさん)、ギター、パーカッション、ピアノの4人編成の迫力ある演奏でした。
曲目は『ルパン三世のテーマ』から始まり、クラシック、タンゴ、シャンソンなど世界の曲、アニメ主題歌メドレーと、飽きない構成です。
ピアニカの可能性を広げた両手による演奏やビブラート演奏・ダブルブッキング演奏に感動しただけでなく、「大好きな音楽の力で、世界を平和にしたい。戦争や貧困をなくし、思いやりのある世界を作りたい」というメッセージを演奏に込めていて、大人にも子どもにも沢山の方々に聴いて欲しいと思いました。
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ロビーでは、両手演奏用ピアニカストラップ、CDの販売もしていました。

 

クラルテ『冥途の飛脚』

10月22日(土)、クラルテの近松人形芝居シリーズの15回目作品『冥途の飛脚』を、伊丹アイホールで観て来ました。クラルテは、普段は子どものための作品を制作・上演していますが、年に一度は大人を対象とした作品を創作し、子どもも大人も人形劇に親しむ社会を目標に活動していらっしゃいます。
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ストーリーは、大阪淡路の飛脚問屋の養子忠兵衛と、新町の遊女梅川の、恋の顛末。
忠兵衛と梅川の色気を感じさせる所作は、さすがクラルテのベテランの方々の人形遣いです。三味線の音色と共に、しっとりとした情景が印象的でした。
ギターの演奏と歌が、ナレーションの役割で話が進んでいくのは斬新でしたが、インパクトが強すぎるという感想もありました。

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