クラルテ『冥途の飛脚』

10月22日(土)、クラルテの近松人形芝居シリーズの15回目作品『冥途の飛脚』を、伊丹アイホールで観て来ました。クラルテは、普段は子どものための作品を制作・上演していますが、年に一度は大人を対象とした作品を創作し、子どもも大人も人形劇に親しむ社会を目標に活動していらっしゃいます。
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ストーリーは、大阪淡路の飛脚問屋の養子忠兵衛と、新町の遊女梅川の、恋の顛末。
忠兵衛と梅川の色気を感じさせる所作は、さすがクラルテのベテランの方々の人形遣いです。三味線の音色と共に、しっとりとした情景が印象的でした。
ギターの演奏と歌が、ナレーションの役割で話が進んでいくのは斬新でしたが、インパクトが強すぎるという感想もありました。

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