前進座創立85周年記念公演『たいこどんどん』

大阪日本橋にある国立文楽劇場にて公演中の『たいこどんどん』を観てきました。
井上ひさし作、いずみたく音楽。
前進座では、1987年から中村梅之助、中村梅雀、河原崎國太郎と看板役者が歴代演じてきた、定番の作品です。今回は8回目の公演です。
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初めての『国立文楽劇場』訪問です!
舞台の緞帳も、素晴らしいです。

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お話は、ときは江戸の幕末、たいこもちの桃八と鰯屋若旦那の清之助が、ひょんなことから品川から漂流して、釜石→遠野→盛岡→柏崎→新潟を回る、奇想天外な珍道中。あの『吉里吉里人』を彷彿する、東北が舞台の井上ひさしワールドでした。
ぼんぼんで世間しらずの清之助が、桃八の助けを借りながら、たくましく、おおらかな東北の人たちに騙され助けられ、9年かかってやっと帰って来た江戸は、時代が変わり東京へと変貌していた!最初はアホボンと思って観ていた清之助、我が息子をみるようで、最後はがんばれ!と応援していました。舞台の仕掛け、衣装も、さすが前進座さん、見応えありました。

 

 

 

 

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